つまり、「ペアローンだからこそ買えた」というご夫婦が少なからずおられると思います。離婚することになり、やむなくペアローンの一本化を目指す場合に「所得」と「返済率」の比較をし、一本化しても十分に返済できる場合に一本化の手続きに進むことになります。
よって、もし所得が足りない場合には、債務引受時に一部返済を一本化の条件として求められる場合もあります。
また、「所得」と「返済率」が問題なくても、毎月の支払いに「養育費」などが付加されている場合は、毎月の所得から養育費などを引いて返済率を計算する場合があります。
結局のところ、引受ける側の現在の所得で一本化できるかどうかは銀行の判断に任せるしかありません。
金融機関にもよりますが、概ね年収の30~35%、もしくは年収の6倍~7倍の借入額であれば返済が可能とされています。
(もちろん働いている職場環境にもよりますし、年収が多ければ、返済率も40%くらいまで上げることも可能です)
一本化はできないかも・・・
いえいえ、簡単にはあきらめないでください。一本化の方法は金融機関にに「債務引受け」してもらったり、「借換え」する方法だけではありません。
ご相談者の現在の状況によっては、もっと有益な方法があるかもしれません。
したがって、ご自分で判断なさらずに是非当センターにご相談ください。
一緒に住宅ローン一本化の方法を模索しましょう。